カンボジアから藍染めの帯が届きました!
当会では2012年より、カンボジアのコンポンチャム州の村人たちに対して、
藍染織技術の確立事業を行っています。
この事業は、カンボジア伝統技術である100%草木染織物の完全復興に向けたプロジェクトで、
カンボジアに自生する藍による藍染技術の確立と、その技術を担っていく人材の育成を目的としています。
女性たち自らの手で藍を育て、刈り取り、その葉を細かく刻み、泥藍を作ります。
作った泥藍を使用して、絹糸や綿糸を染め、スカーフや帯を制作しています。
カンボジア伝統絹絵絣であるピダンにも、より幅広い色を使用することができるようになりました。
上の写真は、藍染めした絹糸で製作した帯です。
工程の繊細さ、複雑さから独特の風合いがもたらされています。
事務所には、帯の他にもスカーフやストールなど藍染め製品が沢山届いておりますので、
購入希望の方は、ぜひお問い合わせください。
(Email: info@cyr.or.jp / TEL: 03-6803-2015)