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カンボジアで「おとな」になった卒園児にインタビュー

同居している「いとこ」と一緒に

同居している「いとこ」と一緒に

サム・パンニーさん

パンニーさん

幼い難民を考える会(CYR)は、カンボジアで幼児教育を行う国際協力NGOです。


CYRがカンボジアで保育所を開いてから17年。第一期卒園児は20歳を超えるようになりました。2002年、2004年に引き続き、3回目の卒園児調査を行いました。前回と比べて、中学就学率は1.4倍に、高校は5倍以上に増え、地域での教育に対する意識の変化が伺えます。
 今回は、大きなニュースがありました。地方の高校就学率がわずか6.1%の中、大学に進学した卒園児がいたのです。貧困を抱え、高等教育まで受けるのがとても厳しい状況に置かれながら必死で勉強に励んでいる卒園児を、紹介します。


サム・パンニーさん(23歳)
1994年プレイタトウ保育所卒園
「僕は、運良く勉強を続けられる環境に生まれた。
 このチャンスを大切にしたい」


「IU大学で、看護学を専攻しています。今4年生ですが、もしもっとお金があれば、医者を目指したいと思っています。貧しい人たちに安く治療したいんです。人間は、がんばらなくちゃ絶対に成功しません。でもがんばった分は、必ず自分の経験になります。


 地元の村の友だちは、僕の年になればみんな結婚しているし、子どももいます。でも自分は勉強の道を選びました。年間$1,500(約15万円)かかる学費は、家の牛と豚を売って、さらに叔父と叔母から借金をして、両親が支払ってくれています(※)。だから、まずは自分が自立して家族を助けたい。そして社会の役に立つようになってから結婚したいと思っています。


 今まで色んな友だちを見てきました。貧しいために学校を続けられない友だちもたくさんいました。僕はこうして運良くサポートを受け、勉強できる環境に生まれました。だからこのチャンスはとても大切なんです。試験は難しいし、都会のプノンペンでの生活も本当に厳しいけれど、「自分は絶対に成功する」と信じてがんばっています。」


(※)カンボジアの公務員の平均月給は、約$30


2009年6月17日


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