
<保護者の学習会での指導について保育事業アドバイザーと話し合う>
今年新たに保護者の学習会が始まりました。子どもの成長を見守り、
育てていく保護者にもっとこどもの成長を助けるにはどうしたらよいかを
具体的に家庭で実践していってほしいという思いからです。
2022年7月16日から21日までの6日間で「村の幼稚園」の保育者
が保護者の学習会で指導する内容、説明の仕方などを州や郡の教育
幼児教育担当者から具体的に学びました。歌やダンスを交えて指導
できるよう事前に準備しました。子どもとのコ ミュニケーションの基本、
発達段階、栄養や衛生、病気の予防、礼儀や生活動作の教え方など
です。

<学習会の中で話をしながらお掃除をするお母さんと子ども>
8月から親が子どもの成長に必要な知識や関わり方を学ぶ学習会を
始めました。それぞれの幼稚園で保護者会が開かれ、子どもと家庭で
綺麗に掃除すること、デング熱とその予防など実際に準備した教材を
使い歌や踊りも交えて実施されました。各村の幼稚園で既に2〜3回
実施されています。

<勉強会で準備した踊りをお母さんたちと楽しく一緒に>
保護者も多くのお母さんたちの学習会を担当することになり、初め
ての経験にうまく運べるか心配していました。事前に研修を受けたも
のの、準備していた内容を忘れてしまったとか順序通りに会を運べな
かったなどの反省がありました。しかし参加したおかあさんたちは、今
までは、子どもを叱ることが多かったが、子どもに声かけをするように
なった、歌や踊りをしたのが楽しかった」と。保育者もお母さんたちが
前よりもよく話しかけ協力的になったと学習会の効果を感じています。
保育者が保護者の方々と苦手なコミュニケーションをとれるようになり、
自信を持って事業を進めていくことが期待されます。