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認定NPO法人 幼い難民を考える会 caring for young refugees / CYR
CYRカンボジア
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いつも当会活動へ温かいご支援をいただき、ありがとうございます。

2013年6月発行の『こどもたちの明日』第106号には、新しい「村の幼稚園」の開園報告が載っています。
「村の幼稚園」という呼び名も定着しました。
この年は、CYRの活動が22年目を迎えた年で、どうしたらもっと保育支援を広げることができるのか・・・・と考え、半日保育を行う「村の幼稚園」が、たどりついた結論のひとつです、と述べています。

村の幼稚園_3頁写真.jpg

『こどもたちの明日』第106号より
短時間保育でも、子どもたちの成長は目ざましい!しかし、いくつかの課題が見えてきました。
一つは、給料不足で先生が辞めてしまうこと。
もう一つは、子どもたちの出席率の伸び悩みです。
先生の給与はCYRと幼稚園がある地区が負担します。
出席率の問題は、早朝から仕事に出かける保護者が、子どもを家に置き去りにしてしまうことが原因です。日中、大勢の子どもたちが保育や教育を受けずにいる。将来が心配になります。
こうした問題が起きないように、新しい幼稚園の開設に関しては、地区の住民や小学校の先生・保育の先生候補と一緒に計画を進めています。
CYRの支援は3年間で、4年目以降は地域が運営を引き継ぐことも決めました。


「村の幼稚園」の目的は、長く地域で幼稚園が運営されることです。
CYRやよその人が支援するのではなく、地域の住民が子どものために幼稚園が必要だと信じて、問題があっても解決しながら、子どもたちが通い続けられるようにすることがゴールです。
2011年に開始した「村の幼稚園」事業でしたが、2年が経過して課題がみえてきた時、地区の住民と4年目からの運営を相談して・自分たちで続けてゆく約束をしてもらった上で、新しく「村の幼稚園」を開設するというプロセスが編み出されました。
今日の「村の幼稚園」地域移管モデルの誕生です。

『こどもたちの明日』第106号の全文は、こちらからご覧いただけます。

今後とも、皆様の温かいご支援、どうぞよろしく申し上げます。

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