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最初に「村の幼稚園」が登場したニュースレターの次の号『こどもたちの明日』第100号では、開園準備のエピソードや開園式の様子が紹介されました。
『こどもたちの明日』第100号より
新地域幼稚園が開園するまで、さまざまな準備をしてきました。まずは、建物の修理・建築です。大工さんと交渉を重ね、ようやく9月はじめに完成しました。
次は保育者研修です。経験豊かなボラー先生とマーチ先生が、講師役を引き受けてくれました。およそ2カ月の研修では、講習に加えて保育所での実習が行われました。直に子どもたちに接することで新保育者たちは、理解を一層深めたようです。
開園が近づき幼稚園に教材や備品が配布されると、新米先生たちは自分たちのクラスを飾りつけ始めました。殺風景な建物は、見違えるようになりました。あとは、子どもたちを迎えるばかりです。
バンキアンとプレイタトウから招待された先輩園児さんたちが伝統舞踏を披露して、簡単な式に華を添えました。貧しく幼児教育に馴染みのないタプロム村の保護者たちは、小さな子どもたちが踊る姿に驚き、一心に見入っていました。
2011年の当初から、園舎を準備して、新任の保育者に事前研修を受けてもらう。研修は座学だけでなく、実習も取り入れています。最後は、これから自分が子どもたちを迎える教室に飾り付けをする。今の「村の幼稚園」開園までのプロセスが、そのまま当初からあったことがわかります。違うのは、講師がベテラン保育者だったこと、現在はCYKの専任保育アドバイザーが研修を行なっています。
開園式で披露される先輩園児の伝統舞踏は是非復活したいですね。
『こどもたちの明日』第100号の全文は、
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