認定NPO法人 幼い難民を考える会
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認定NPO法人 幼い難民を考える会 caring for young refugees / CYR
CYRカンボジア
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今年、CYRは設立40周年を迎えました。難民キャンプ時代から振り返ると、それはそれは多くの皆様に支えられて様々な活動をしてくることができました。
現在、ちからを入れて取り組んでいるカンボジアの「村の幼稚園」事業は、これまでの活動の経験から生まれた事業です。

ひとたび幼稚園を開設したら、その村で末長く運営してもらいたい。
幼稚園のための人もお金もない貧しい村で、どうしたらそれが可能になるかを工夫しました。
➡︎まず、開園時間を短くし、半日保育にしました。
➡︎幼稚園の教室は、小学校やお寺などの空きスペースを活用。
➡︎開設にあたっては、地域の住民たちと、4年目からは自分たちで幼稚園を継続運営してゆくことを約束してもらいます。
➡︎保育者はひとりだけ。人選も地区にお願いします。

CYKがつくった幼稚園ではなく、まさに「村の幼稚園」。最初の3年をかけて、幼稚園があるといいなと子どもも大人も実感してもらえるよう、様々な取り組みをします。
♡何もよりもまず、子どもたちが喜んで通い、明るく成長してゆける幼稚園であること。
♡学習や遊びだけでなく、栄養や衛生面にも心をくばります。
♡地区のひとから選ばれた、専門知識も経験もない先生が不安や負担なく、子どもたちと接してゆけるように、疑問や悩みに答え、行き詰まらないように支援します。
♡園児の親たちだけでなく、村中の人々が幼稚園ができてよかったと思えるような地域を巻き込んだイベントも促します。
自主運営に移行する4年目以降に備えて、関係する大人たちの協力態勢をしっかり構築するのです。

「村の幼稚園」事業はこうした多角的な要素をもっています。それらを取り入れてきた軌跡を、当時のニュースレターをもとに、たどってみたいと思います。 別掲の①から⑨の記事をご覧ください。こちら

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今後とも、皆様の温かいご支援、どうぞよろしく申し上げます。

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