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認定NPO法人 幼い難民を考える会 caring for young refugees / CYR
CYRカンボジア
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東日本大震災におけるCYRの支援活動

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先日お送りした緊急救援募金の呼びかけの後、たくさんの方から早速のお振込みやお問合せをいただきまして、ありがとうございます。今日、3/25までの募金総額は1,588,466円となりました。

現在、他NGOや子どもの施設の方々、幼稚園を持つお寺の関係者の方々などと共に、情報を収集しながら話し合いを続けています。


CYRは2つの支援を検討します。
①被災地における「あおぞら保育」
②孤児となった子どもたちへの小規模奨学金


目的
慣れない避難生活で、緊張や我慢を強いられている子どもたちをストレスから解放し、安心して楽しく過ごせる居場所をつくる。被災地では有償ボランティアの保育参加を働きかけ、被災された方々の自立支援につなげる。

活動概要: ※第1ステップ、数年間予定
①あおぞら保育(原則:建物を必要としない保育活動)
被災地での直接支援
・活動拠点を数ヶ所決めて、幼い子どもたちを中心に「あおぞら保育」を行う。
・子どもたちが一日数時間、先生や友だちと一緒に遊具や絵本で遊んだり、軽食を楽しむ場を提供する。
・被災地において、保育士・元保育士・保健士・カウンセラー、母親などを募り、有償ボランティアとして保育活動への参加を依頼する。
・活動地は、ビニールテントを用いたり、避難所の一角を借りるなどして確保する。
・活動は、被災地の団体、他NGO、他支援団体と連携して行う。

東京周辺での後方支援
・国内外において、保育・障害児保育・教育・心理学・緊急支援などの分野で、子どものための活動に経験豊かな専門家による「事業推進チーム」を組織する。チームは、計画立案、コーディネート、評価を担当する。
・上記のチームが、保育で必要な備品や遊具・教材・絵本を選定する。
・選定された遊具・教材は、購入またはボランティアを呼びかけて手づくりをする。手づくり遊具には、CYRがタイやカンボジアで提供を続けている「みんなで布チョッキン」の人形やボールなども含める。
・遊具・教材はセットにして活動拠点で使うほか、各地の避難所や仮設住宅などに寄贈する。

② 小規模奨学金
・孤児となった子どもたちが、小・中・高校へ通うために必要な学用品や制服代等として奨学金を支給する。
・被災地を離れ、主に都内で新たに学校へ通う子どもたちを対象とする。

<予算(案)> 総計1,000~1,500万円程度
・有償ボランティアの交通費、宿泊費、手当等
・専門家チームの交通費、宿泊費、手当等
・あおぞら保育の会場借用費、備品・消耗品費、軽食費
・遊具・教材・絵本の購入費および製作資材費、印刷費、運搬費
・被災地調査・フォローアップ時の車両燃料費、交通費、宿泊費等
・奨学金基金  
・本会担当スタッフの人件費、経費他
  
募金活動に引き続きのご協力をお願いいたします。
東日本大震災 緊急募金の受付を開始

支援場所・時期はまだ決定していません。被災した地域が広いため、
当会でご縁のある方々のご紹介等を通じて判断します。

もし、支援を必要としている子どもの施設について情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
お知らせください。

今後の状況によっては活動に変更があるかもしれませんが、
ホームページを通じて随時進捗をお伝えしていきます。

どうか、みなさまのあたたかいご協力をよろしくお願いします。

2011年3月25日


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