カンボジア織物の美しさは、世界に知られています。幼い難民を考える会(CYR)は、カンボジアの農村に暮らす女性たちの経済的な自立と、戦争で失われかけた伝統文化の復興を目的として、織物研修センターで指導を行っています。
今年度は、センターでの研修に加えて、その他の地域でも織物をしている女性たちの技術が向上するように、巡回研修をスタートしています。5月18日~29日、カンボジア、タケオ州のトゥナルダイ村では、研修修了生と織物トレーナーのスーン・ミットによる第1回目の巡回研修が開かれました。
■ 研修を終えて ~参加者の声~
★参加者
「今まで、草木染をしたことがないので、色がとても美しく、自分でも実践したい。」
★村長
「織物の研修会は、村では初めてのことだった。新しい模様を習いたいという女性たちがたくさんいたので、本当に良い機会だった。」
2009年6月10日