村に出向いて織物の技術を伝える巡回研修。
4月、6月に続いて、今年度3回目となる巡回研修を、8月27日から31日まで、タケオ州クランウィッチ村で、村長の家を借りて行いました。
参加者は16歳から55歳までの20名、女性18名と男性2名です。
この村は162家族中157家族が織りをしており、皆さん、小さいときから織りの仕事をしているそうです。
5日間のプログラムで、今回は魚の柄に挑戦。
初日は理論を学んだあと、自分たちで絣の柄を紙に点描してみます。
2日目からは実際に括(くく)っていきます。
向きを逆にして対の柄にするのが難しかったようですが、見本を参考にしながら、みんなきちんと括りを習得したようです。
巡回研修は参加者にとても好評で開催を望む声が高く、
今年度は1回の期間を短くして、年6回の開催を計画しています。
2012年10月24日