歯の赤染め
先生方が子どもに歯磨き指導
8月11日、バンキアン保育所で保護者26名を対象とし、虫歯予防のワークショップを行いました。今回は、7月に研修を受けた保育者3名、委員会メンバー2名が主体となり、自らの言葉で虫歯予防の大切さを参加者に伝えられたことが大きな成果と言えます。参加者は全員、最後まで興味をもって今回のワークショップに取り組みました。
■流れ
参加者には、歯ブラシ一本を配布し、虫歯と歯みがきの仕方を、パネルを使って説明しました。7月の検診結果で虫歯が一本もなかった子どものお母さんを表彰し、大人用ブラウス又はズボンと子ども用ブラウスと短パン(CYKにあったもの)を配布しました。
うがいの効用を伝えるために、参加者にはビスケットを食べた後、口をゆすぎ、それをコップに入れ汚れが落ちたことを目で確認してもらいました。赤染めの後は、手鏡を見ながら歯垢を取り除くまで歯みがきをしました。保育者は、前回のプログラムの段階を踏んで今回のワークショップを実施したため、自信を持って保護者に話が出来ました。また、目で見て確認することの繰り返しから、参加者の学習効果が上がることが期待できます。
■参加者の反応
最初は10名ほどの保護者が参加していましたが、徐々に増え、最終的には保護者26名の参加となりました。参加者は、赤染めやうがいなど、自分で確かめながら参加できるためか、最後まで興味を持って取り組んでいました。また、保育者に質問をしながら、楽しそうに参加する様子も見受けられました。
■これからの課題
今回のワークショップで身に受けた歯磨きの知識を、家庭で実行し継続できるよう、CYRでは、家庭訪問や二回目の保護者ワークショップを検討し、今後も引き続き虫歯予防プロジェクトを行っていく予定です。
2006年8月13日