絵本について
早いもので師走となりました。
皆様いかがお過ごしですか。
12月の一枚は、幼い難民を考える会カンボジア事務所(CYK)が支援している保育所で使われている絵本です。
現在支援している保育所では、子どもたちに様々な種類の絵本が読まれていますが、
その中から一部をご紹介します。
写真の絵本、ご覧になられたことはございますでしょうか。
これらの絵本は福音館書店から出版されているせなけいこ様の絵本を、
東京外国語大学のカンボジア語専攻の学生がクメール語に翻訳して、CYKがカンボジアで印刷したものです。
CYKはこの他にも、クメール語版あいうえおの本、野菜や生き物の名前をまとめた本などを出版しています。
CYKが支援するカンボジアの保育所では、研修を受けた先生が子どもたちに読み聞かせを行ったり、
みんなで仲良く一冊の本を読んだりする様子がよく見られます。
読書は単なる娯楽ではなく、楽しく文字を覚えると共に、子どもたちの成長を促しています。
文字を覚えることは、小学校へ入る前の準備になり、卒園後の子どもたちの勉強の基盤になっているのです。
絵本の制作・出版は全て、皆さまからのご支援によって成り立っております。
今後も、今まで以上に多くの子どもたちに絵本を手にしてもらえますよう、ご支援の程よろしくお願いいたします。