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認定NPO法人 幼い難民を考える会 caring for young refugees / CYR
CYRカンボジア
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コロナ禍でも子どもたちが楽しく活動を続けるために

カンボジアでもコロナウイルス感染者の数は下げ止まっており、医療体制が十分でないため、「村の幼稚園」も3月からずっとお休みになっています。教育省はオンライン学習、または、教室外での少人数の学習を奨励していますが、カンボジアの田舎ではパソコンやタブレット、スマホなどは普及しておらず、オンラインでのクラスはできません。幼稚園に通えない子どもたちのために、保育事業アドバイザーのソパニーさんを中心に、事務所長のスレイさん、コンポンチュナン州の教育局幼児教育事務所や郡の幼稚園担当者が話し合った結果、子どもたちがそれぞれの家で小さなグループで活動できるように、活動のカリキュラムと教材を7日間かけて一緒に作り上げました。
この教材で今年「村の幼稚園」の子どもたちが、小さなグループで活動を続けられます。保育者が子どもたちの家庭に出向き、隣近所の子どもたち数人でできる活動を楽しむことができるのです。
TpK 2.jpg 今年は、自然や生活の仕組み、社会勉強などの活動に関する教材も新たに製作し、昨年度実施した文字や数字に慣れる、親しむための教材も改良しました。
幼稚園での活動は、各州の現場の状況に任されていますが、多くの公立幼稚園や地域幼稚園では予算や家庭での保育教材を考案する人材の不足から、長期間お休みになってしまう見込みです。けれども、コンポンチュナン州では、「村の幼稚園」だけでなく、公立幼稚園や地域幼稚園にも、製作に参加した郡の幼稚園担当者を通じて、家庭で活動ができる教材を配布する計画です。
PC-Teacher guide children to mak things by using leaf.jpg この家庭でできる保育教材作りには紙代、コピー代に加え参加した州や郡の幼稚園担当者の手当てや宿泊代、保育チームの食事手当など約18万円の費用が必要です。

コロナ禍だからこそ、子どもたちが近所の友だちと一緒に楽しく学べる機会をぜひご支援お願い致します。

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