宮城県の支援先を訪問しました
CYRは、9月末から10月初旬にかけて、宮城県の支援先を訪問しました。昨年来、定期的に現場に足を運び保育の様子を伺って、支援が十分に活用されているかどうか、今後の支援はどのように必要なのか、といったことを先生方とお話しするためです。
訪れた支援先は、以下の6施設です。
・キッズROOMおひさま(気仙沼市)
・つぼみ保育園(気仙沼市)
・のびる幼稚園(東松島市)
・おおぞら保育園(多賀城市)
・Kid's space ピッコロルーム(仙台市)
・託児スペース ポルカ(仙台市)
また、新たな支援の可能性を探る目的で、多賀城市の仮設住宅内で活動している保育スペースにもおじゃましました。
気仙沼の2施設は、新しい場所への引越し後、初めての訪問です。
キッズROOMおひさま(気仙沼市)
以前は、仮の建物で水まわりの整備が乏しかった「おひさま」は、県外からの支援で建てられた新しい園舎に引越しました。保育のお手伝いのため今年2月、3週間を現場で過ごしたCYRの職員(保育士)が心配していた衛生問題は、今は立派なお手洗いや屋内外の手洗い場、個人用のタオル掛け具などが設置され、バッチリ解決です!(おひさまには、人件費・おやつ・教材支援、保育アドバイスを行って)います。
つぼみ保育園(気仙沼市)
一方、少し広いスペースへと動いたつぼみ保育園には、家賃・移転後の改修費・教材を支援しています。被災直後から、子ども一人ひとりとその家庭の未来を大切に、懸命な保育を行ってきたつぼみの先生たちですが、経営的にはまだ安定しているとは言えません。これからも、多方面からの支援が欠かせないと考えています。
2012年11月 1日