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【東日本大震災被災地支援活動】 宮城発、未来行き

1歳の女の子と遊ぶ、保育スタッフ(託児スペース「ポルカ」で)

1歳の女の子と遊ぶ、保育スタッフ(託児スペース「ポルカ」で)

6月18・19・20日、CYRは宮城県を訪れました。 仙台市の託児施設、東松島市の幼稚園、多賀城市の保育園を訪問して、支援後の状況をうかがうためです。


梅雨を迎えた被災地の子どもたちは、
どのように毎日を過ごしているのでしょうか。




子どもたちに、よりよい環境を
◆ 引っ越します ◆


仙台市青葉区。
Kid's space ピッコロルームでは、引っ越し作業がラスト・スパート。現在の施設からほど近い市内の便利な所が、新たな託児の場です。
「子どもの泣き声が気になる」等、マンション住民の方の声を受けて、託児と移転準備を同時進行中なのです。


ピッコロルームはCYRが資金援助をして、宮城県の協力団体「災害子ども支援ネットワークみやぎ」などが開設・運営している託児施設です。
できるだけ保護者の都合に合わせて柔軟な時間帯に託児を受けています。
被災した保護者らの就労や、就職活動を応援するためです。


新しい部屋の家賃は少々上がりますが、託児スペースは以前より広く、「音」の問題も事前に了承済みです。
子どもたちが過ごしやすく、保護者が預けやすい環境づくりに、CYRはこれからも協力していきます。


           *


同じく、被災者支援・ひとり親支援・一時預かりを目的として開設した託児スペース「ポルカ」には現在、1歳と4歳の2人の子どもたちが通ってきています。


託児の登録者は増加中。
CYRが寄贈した遊具や教材を使って、子どもたちが元気に遊びまわる姿を見る日は近いかも!?



【 宮城発、未来行き 】
◆ 笑顔の理由 ◆


東松島市ののびる幼稚園は現在、仮の場で保育を行っています。
でも、園長先生の夢は、新たな土地を購入して子どもたちがのびのびと過ごせる、以前のような幼稚園を建てることです。


その夢に、一歩近づきました。


移転先の土地の見通しがついたのです。
この秋から整地を始め、2014年春、卒園生を送り出すことが目標です。


「新しい幼稚園には部屋をたくさん作り、下校後の小学生の預かりや、保護者が集まる場、あるいは地域活動に活用してもらえたら嬉しいです」

そう語ってくれた園長先生と奥様は、顔いっぱいの優しい笑顔でした。
辛く厳しい日々を忍び、ようやく見えた希望の光に輝くその表情は、とても印象的でした。


しかし、道のりは容易ではありません。


公立の施設と違い私立では、土地や資金の確保はすべて施設の裁量に任せられています。
のびる幼稚園の土地の確保は、園長先生の努力のたまものです。
それでもまだ、資金の確保には程遠い状態なのです。


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◆ 着々と... ◆


フェンスで囲んで、「園庭」ができました!(おおぞら保育園)

フェンスで囲んで、「園庭」ができました!(おおぞら保育園)

多賀城市の「おおぞら保育園」の園舎は、トレーラーハウス。
設置されている敷地の周囲にこのたび、CYRの支援でフェンスが設置されました。


フェンスで囲むことで、敷地は「園庭」と認定されます。
これまで子どもたちは、少し遠くの公園まで遊びに出かけていましたが、園庭が出来たので、すぐ近くでも遊べるようになりました!


面積のおよそ25%に遺跡が点在する多賀城市では、遺跡の範囲内での工事に届出と許可が求められています。
申請から数カ月、ようやくのフェンス設置に園長先生もニッコリ。


子どもたちが安全に楽しく遊べるよう、CYRはこれからも、園庭整備に協力します。


            *


◆ 働ける喜びを ◆

前述の2託児施設、「ピッコロルーム」と「ポルカ」で託児を担っているのは、「災害子ども支援ネットワークみやぎ」が開催した、託児スタッフ養成講座の受講者たちです。
経験者とチームを組んで、託児にあたっています。


受講対象者は、仮設住宅やみなし仮設住宅の在住者。
3日間の日程を修了し、実習を終えた被災者10名がスタッフとして活躍しています。


支援される側から支援する側へ。
やりがいと生きがいを感じながら働くみなさんの顔には、喜びと自信が
浮かんでいました。


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※ 福島を忘れない ※


CYRは7月、福島県の訪問を計画しています。
いまだ判然としない政府の方針に翻弄される福島は、情報の発信・受信が難しい被災地です。
状況の把握には、直接足を運ぶしかないと考えています。


以前から協力関係にある各種団体や、被災地支援活動でご縁のできた団体。
支援者から得る情報を手だてに、CYRはこれからも福島支援を続けていきます。

2012年7月 4日


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