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織物研修修了式

8月30日、織物研修修了式がタケオの織物センターで行われました。教育省本省からノンフォーマル教育局局長秘書、バティ郡の教育局から担当者が1名、運営委員会メンバー2名が臨席し、新しい生徒の保護者3名、CYRのスタッフ5名も参加しました。
今年は1年間の絣(かすり)織りコース修了生が6名、6ヶ月の無地織りコースを修了した生徒を対象にした絣織りコース6ヶ月の修了生が4名で、あわせて10名が研修を修了しました。


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関口所長もあいさつ

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未来の名織手たち

織物技術トレイナーのスーン・ミットさんが 1年間の研修内容の報告をしたあと、生徒代表からもお礼のあいさつがありました。教育省、バティ郡教育局の担当者からは「練習した織物技術を是非、活かして織物を続けてください」という励ましと、CYRへのお礼と、今後の支援継続の要請がありました。

織物センターのある地域学習センターの運営委員ゲット・ガオさんからは、特に今年は、トロピエンクラサン村で無地織りに従事している人たちが、絣の括り(くくり)を習い、サンポット・ホールを織るようになってきているので、「研修生の中からもサンポット・ホールを織れる人がもっと増えてくると嬉しい」という話がありました。

修了生は1年間の研修を終えて、織物ができるようになってとても嬉しそうでした。
先日は研修生全員が、研修の一環でプノンペンへ出かけました。大きな市場や市内のお店を見学し、絹地、サンポット・ホール(絹絣地)の値段や売れている柄、お店に織った物を販売できるかなど、いろいろなことを聞いてきたばかりです。また、王宮やウドンへの遠足もあったので、和気あいあいとした修了式になりました。

*サンポット・ホールとは伝統的なカンボジアの絣のことで、クメール語で、サンポットはスカート、ホールは絣のことをいいます。

2007年9月 2日


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