幼い難民を考える会(CYR)は、カンボジアの農村に暮らす女性たちの経済的な自立をめざして、織物の技術指導を行っています。
1年間泊り込みで織物を学ぶ研修が、もうすぐ終わります。6月29日、研修センターでは10人の生徒の最終評価が行われました。大半の生徒が織物の初心者でしたが、きれいな草木染めで新しい模様を仕上げることができました。
最初は糸が引きつったり模様がきれいに出なかったりしていましたが、ほとんどの人が2回目からは上手にできるようになりました。最後までうまくいかなかった生徒には、残りの時間で指導を徹底する予定です。
研修修了後は、自宅で織物を続け、家族の生活を支えることになります。
2009年8月18日