開園式が行われました
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さて2015年、最初の一枚は「開園式」です。
カンダール州のリアンチュウ村、チュティール村、カオム・ソムノルー村の3村にて
「村の幼稚園」が開園しました。
カンボジア政府は2011年までに451ヶ所の地域幼稚園を開園しましたが、教師の給料の未払いなどを理由に、
そのうちの半分が閉園していまいました。
国の予算不足が幼い子どもたちの教育の機会を奪ってしまっているのです。
幼い難民を考える会は、教育を受けることのできない子どもたちのために、
これまでにカンダール州とタケオ州に5ヶ所の「村の幼稚園」を開園しており、
この度さらに3ヶ所を開園しました。
「村の幼稚園」は3歳から5歳までの子どもたちを受入れており、現在100人以上の子どもたちが通っています。
幼稚園は文字や数字を勉強するだけでなく、子どもたち同士が共に仲良く、協力しあいながら社会性を身につけていく場にもなっています。
また「村の幼稚園」の運営は、幼い難民を考える会と村人を中心とする委員会によって行われており、
開園から3年後には村人のみによる自主運営を目標としています。
支援者の皆さまのご支援により、今年度3園を開くことが出来ました。
幼い難民を考える会は今後も子どもたちの成長を支えていきます。
今後とも変わらぬご支援のほど、宜しくお願いたします。