元気に卒園できました!
9月18日・19日、当会が支援しているバンキアン保育所・プレイタトウ保育所(カンボジア王国カンダール州)で、卒園式が行われました。
プレイタトウ保育所は1992年に、バンキアン保育所は1994年に、それぞれ地域の要請を受けて当会が設立し、以来ずっと運営支援を続けてきました。
現在は、保育者の先生たちが稲作や野菜作り、養魚などを行い、当会からの支援がなくても運営できるよう「自立」に向けて取り組んでいます。
本年度は、合わせて44名の子どもたちがプレイタトウ・バンキアン両保育所を卒園し、秋から小学校に入学します。
当日は卒園児の他に、保護者や保育所運営委員会メンバー、村にある小学校の校長先生など、約60名の方が参列しました。また、今年はタケオ州カンダール村、プンプノム村、トロピエンクロライン村に新しく出来た「村の幼稚園」の保育者も参加しました。これらの幼稚園は9月下旬に初めての卒園式を控えていたため見学に来ました。
卒園式は、村長や副地区長、校長先生、CYR現地事務所長などの来賓あいさつのほか、子どもたちによって踊りや歌が披露されました。卒園児は、伝統舞踊「アプサラダンス」・劇「おおきなかぶ」・歌を披露しました。子どもたちはきれいな衣装を着て、女の子はお化粧をしてもらい保護者の方々の前に立って発表しました。また、3~4歳児クラスの子どもたちも歌を披露しました。卒園式を見ている保護者の方々は、子どもたちの成長をとても嬉しそうに見ていました。子どもたちも顔写真入りの卒業証書を授与されて嬉しそうです(*^^*)
当会では保育支援を通じて子どもたちへの識字教育や衛生教育支援を行っています。