伝統織物を基本から教えてくれるというので、6、7年前に幼い難民を考える会が開催していた1年間の研修に参加しました。
それまで、私のまわりには誰も織物をする人はいなかったのですが、小学校を卒業してから家事手伝いをしている合間にちょっと習ったことがあったので、興味がありました。
織りを習ってから、今日までずっと織りを仕事にしています。
当時、研修に参加した人のなかで、私のほかに2~3人が、今も織り続けていますね。
夫は溶接の仕事をしており、織りの収入は、家族の生活費の足しにしたり、織りの仕事で田植えができないとき人に頼むことがあるので、その支払いに使っています。
それぐらい、織りの仕事が好きです。
幼い難民を考える会は、農村の女性に伝統織物の技術を伝え、女性の収入向上を図っています。これまでに染めと織りを学んだ女性は、160人以上にのぼります。
2013年1月23日